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スタリ・グラード (ボスニア・ヘルツェゴビナ) : ウィキペディア日本語版 | スタリ・グラード (ボスニア・ヘルツェゴビナ)
スタリ・グラード(ボスニア語:、クロアチア語:、セルビア語:)は、ボスニア・ヘルツェゴビナの基礎自治体。ボスニア・ヘルツェゴビナを構成するボスニア・ヘルツェゴビナ連邦のサラエヴォ県にあり、サラエヴォの一部を構成している。その中心部はバシュチャルシヤ(Baščaršija)と呼ばれ、15世紀にオスマン帝国によって作られた歴史的な交易地区である。 == 特徴 == スタリ・グラード基礎自治体は、その宗教的多様性、およびボスニア建築をその特徴としている。スタリ・グラードの東半分は、オスマン帝国の影響を受けた区画であり、西半分はオーストリア・ハンガリー帝国の建築や文化が見られる。このことから、スタリ・グラードは、サラエヴォが東西の帝国の接点であったことを象徴的に示している。 スタリ・グラードの人口は概ね5万人程度と見られ、サラエヴォを構成する4つの基礎自治体の中で最も人口が少ない。その人口密度は742.5人/km²となり、これも4自治体の中で最も少ない。スタリ・グラードには多くのホテルや観光の見所が集中している。スタリ・グラードには、ガジ・フスレヴ=ベグ・モスク、ツァール・モスクや、カトリック教会のイエスの聖心大聖堂などがある。
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